試合結果
宮崎県農業協同組合&宮崎県経済農業協同組合連合会&いちごマッチデー 明治安田J3リーグ 第37節【vsY.S.C.C.横浜】
2024年11月17日
【11/17(日)宮崎県農業協同組合&宮崎県経済農業協同組合連合会&いちごマッチデー 明治安田J3リーグ 第37節】
テゲバジャーロファミリーの皆様、いつも応援をいただきありがとうございます。
本日は降雨の中、いちごでのホーム最終戦、Y.S.C.C.横浜戦に2千名を超えるお客様にお越しいただき、まことにありがとうございました。いちご丸の内で応援いただきました皆様、ありがとうございました。
振り返れば、この1年間、降雨や酷暑の試合が多く、負けが続く日々も長くございました。それでも、いちごで、そしてアウェイの地で応援をいただき、インターネット中継やSNSで応援をいただき、私たちを支えてくださった皆様がいたから、ここまで戦い抜くことができました。
選手たちはピッチで闘い、私たちはそれを全力で支える。そして、いつでもその姿を見守り、力を送ってくださる皆様――すべての方々の存在があったからこそ、我々は一歩一歩進むことができました。
テゲバジャーロ宮崎は、皆様と夢や幸せを分かち合うクラブでありたいと願っています。
皆様の応援が、クラブの原動力であり、皆様との絆が私たちのすべてです。
本日は、感動的な勝利を分かち合い、奥田選手の門出を皆様とお祝いできました。
本当にありがとうございました。
株式会社テゲバジャーロ宮崎
代表取締役会長 石原 実
代表取締役社長 宮本 功
次戦11/24(日)は今シーズン最終戦、アウェイ・アシックス里山スタジアム(愛媛県)にてFC今治戦です!
最後まで大きなご声援をよろしくお願いいたします!
試合詳細「テゲバジャーロ宮崎 vs Y.S.C.C.横浜」
前半 0-2後半 3-0
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3-2
【得点者】
73分 11 橋本啓吾
93分 33 黒木謙吾
97分 58 武颯
【メンバー】
GK 55 青木心
DF 24 松本雄真
DF 33 黒木謙吾
DF 34 遠藤光
DF 15 辻岡佑真
MF 20 阿野真拓
MF 50 安田虎士朗
MF 58 武颯
MF 8 力安祥伍
MF 44 井上怜
FW 11 橋本啓吾
サブ
GK 57 植田峻佑
DF 35 江川慶城
MF 14 五月田星矢
MF 42 永長鷹虎
MF 5 坂井駿也
FW 18 吉澤柊
FW 27 渡邊星来
【交代】
70分 20阿野→42永長
70分 8力安→35江川
70分 15辻岡→14五月田
87分 11橋本→18吉澤
87分 44井上→27渡邊
>>試合詳細(Jリーグオフィシャルサイト)
試合ハイライト動画
大熊監督インタビュー
◆試合を振り返って。まず、ホーム最終戦に勝てたことを大変嬉しく思っています。また、1年間を通して応援してくださったサポーターの皆様には本当に感謝しかございません。ありがとうございます。ゲームに関しましては、入り15分くらいは良かったんですけど、そのあとちょっとおごりが出たかな、非常に良くない前半だったことを反省しています。後半にはしっかり切り替えることが出来て、我々がやって来たことを少しは表現できたのかなと思っています。選手の成長があり、勝利に執着心を出せて最後に逆転して勝てたことを嬉しく思っていますし、選手の成長を頼もしく思っています。最後はアウェイですが、ぜひとも1年間の締めくくりとして勝って終わりたいと思っています。
◆非常に劇的で感動的な勝利だったと思います。2点リードされていても選手がすごく気持ちの入ったプレーをしていたのが印象的でした。監督からどのように声をかけたのですか?
選手たちの中で、ずっと応援してくださった皆様に見せなきゃいけない、という声が出ていましたので、僕自身が何かを伝えることはそこまでなかったです。
◆後半の3枚換えから流れが変わって流れが良くなったと思いますが、時間帯を含めねらいを教えてください。
相手が5バックで、うちも変則的ポジションを取っていたんですけれども、もう1個深いところに入ろうというところで、右でトラ(永長選手)を張らせて、逆サイドは怜(井上選手)、そのあとの星来(渡邊選手)とうまく連携させたいという意図でした。うまく機能したかなと思っています。
◆なぜ逆転勝利できたのかというところはいかがですか?
最後まで諦めないというところのメンタリティーと、これだけ集まってくださったサポーターの皆様のエネルギー、声援は間違いなく我々の力になっています。
◆先ほど、おごりがあったとおっしゃいましたが、具体的にどういうところだったのでしょうか?
際が甘く、寄せも甘かったですよね。いつもであれば、ああいう失点は考えられません。非常に緩かったなと思っています。
◆今日、ホーム最終戦でしたけれども、それについては?
前半はあまりいいゲームをお見せできなくて、非常に悔しい思いをしましたが、最後選手が頑張ってくれて得点を重ねて勝利できたというのは非常に良かったなと思っています。もうちょっとすんなり勝ちたかったなというのが正直なところですけれども、最後の最後まで諦めない姿勢だったりとか、勝利を皆さんにお見せしたいんだという気持ちが少しでも見せられたのかなと思っています。
◆今日の勝利というのは、今シーズンの中盤から終盤にかけての改革を何か象徴するような勝利だったと思います。今日の試合を含めて、チームがうなぎのぼりになった要因というのはどういうところでしょうか?
特別な何かした、変わったというのは一切なくて、春先から積み上げてきたものが少しずつ形になったり、選手の変化を起こしたり、そういったものがチームの結果として表れてきたなというふうに思っています。それには、サポーターの皆さんが信じて応援し続けてくださったこともありますし、選手も信じて続けてくれたということが非常に大きかったなと思っています。1年間ありがとうございました。
武選手インタビュー
◆今日を振り返って。本当に前半はひどい試合だったなという思いで、自分たちがプレッシャーに行くのか行かないのか、あとはそこのスイッチにみんなが合わせられるのか、つぶしきれるのかきれないのかというところで、すべて悪い方向に行っちゃってたなと思います。自分たちの中でもちょっとベクトルが違う方向に向いていたところもあったので、そういったところをハーフタイムで修正して、ああいう形で結果に残すことができたので、それは良かったと思います。
◆監督からおごりがあったのではないかという話しがありましたが。
おごりというよりは、ちょっとリスペクトしていたのか、映像を見てみないと分からないのですが。試合前には、今この試合で自分たちの価値をどれだけ示せるかというところと、この試合でどれだけ自分が結果を残せるか、この1試合に懸ける思いというところは必ず確認して、しっかりやろうというふうにやっていたつもりですけど。口だけでプレーに表せなければ意味がないので、プレーに表せていなかったのかなと思います。失点を連続してしまったところは修正しないといけないところだと思います。
◆今日で通算9ゴール、目標としていた2ケタに近づきましたね。
あと1点で2桁乗れると思うんですけど、そこはしっかりマストにしながら、残りあと1試合残っているので、自分の価値であったり、チームの勝ちであったり、そういったところをしっかり示せるように頑張りたいと思います。明後日からまた練習が始まりますけど、そこの練習でどれだけの競争をできるかというところですね、まだスタメンが決まったわけでもなんでもないですし、怪我する可能性だってある。そこは集中を切らさず、どれだけ1日1日を大切にやっていけるかだと思うので、そこに向けてまずはやっていきます。
◆相手の奥村選手はいかがでしたか?
こーじ(奥村選手)はめちゃくちゃいい選手だと群馬のときから思っていて、今日の試合も引いてきたりしてちょっと厄介だなというふうには思っていたんですけど、ゴールは決められなかったので、そこは良かったと思います。非常にいい選手だなと改めて思いました。
◆最後の逆転シーンを振り返ってもらいたのですが、どういう流れでしたか?
もうとにかくキーパーとディフェンスの間にボールを入れてくれというところで、そこにも全員何が何でもとりあえず突っ込めという話で、そこに入れてもらったつもりです。あそこはトラ(永長選手)には、俺のちょっと前というかそこら辺に出してくれたら俺はヘディングで突っ込むから、と言っていました。トラも僕しか見てなかったみたいなことを言っていたので、それが合わさって良い機会になったのかなというふうに思います。
◆最後まで決め切れずにフラストレーションが溜まる試合でしたが、最後決めた瞬間は?
最後の方、うちには結構チャンスがあったと思うんですけど、まだまだ3分ぐらいあると聞いていたので、あと2回ぐらいは来るかなっていう風に思っていました。1個前のシュートのところでちょっとふかしちゃって、ウワーって思ったんですけど、あともう1本ぐらい、絶対どこかで来るなって思っていたので、それを沈めればいいやと思って気持ちを切り替えることが出来ていました。
◆2点先行される展開だったんですけど、スタメン含め気持ちの入ったプレーを続けることが出来ていたと思いますが。
2失点して、ちょっとチームとしては良くない形でしたけど、サッカーの2点差は危ないというところもありますし、自分たちの力を信じ、1点返せば必ず流れが来るなというふうに思っていたので、そこハッシー(橋本選手)が決めてくれましたし、ケン(黒木選手)が同点ゴールを決めてくれました。一人一人が結果を残そうと頑張ったと思います。そのほか、トラ(永長選手)など途中交代の選手も頑張っていました。チームして全員が勝とうとした結果、結果を残そうという気持ちが表れた試合だったのかなと思います。
◆武選手は今季加入した時、チームの状態はかなり悪い状態での加入でした。そこから今日の試合のように苦しい時間帯で得点して勝ち点をもぎ取る試合というのが増えたと思うんですけども、そこの要因というのはどういうふうに見ていらっしゃいますか。
チームがあまり勝っていないとか、順位が下だとか、正直あまり僕は気にしていなくて、J1でもJ3でもどこのチームもそんなに差があるわけじゃない。下位のチームが上位に勝つこともありますし、その日のコンディションだったり、やり方だったり、仕組みだったり、その週の取り組み方であったりだとか、そのチャンスを決めきれるかどうか、ピンチを守りきれるかどうかだと思うんですけど。だから、どれだけチームの選手の良さを引き出すとか、勝つための戦い方であったり試合の入り方、運ばせ方、そういったところをチームとして修正していったところがうまくはまったかなということだけだと思います。1年間ありがとうございました。
黒木選手インタビュー
◆黒木選手のゴールが劇的な逆転勝ちにつながったと思うんですけれども。もう少し自分たちの戦いができれば、こんなに苦しい戦いにはならなかったんですけど、ハーフタイムで修正をするべきことを確認して、そこをしっかり修正出来たことは良かったです。自分たちが思い描いた流れではなかったですけど、後半しっかり3点取れて逆転できたことは、非常にチームにとってポジティブなことなので、この勢いを次節にも続けていきたいなと思います。
◆2点先行されても選手の気持ちのこもったプレーが随所に出ていたと思います。シーズンの序盤ってそういうことではなかったと思うんですけど、今日こういう試合ができたというのはいかがですか?
このチームは最初から若い選手が多くて、積み上げが必要でしたが、最初はうまくいきませんでした。積み上げるのが辛いところもありました。ですが、みんな腐らず、毎日サッカーに真剣に取り組み、修正しながら戦ってきた結果、後半戦はいい戦いが多くなって、しっかり自分たちも自信がついてきました。1点取られても取り返しますし、今日も2点取られてから3点取り、なかなかできないことですが結果に結びついている。選手自身が練習、試合とやってきて、間違いなく成長をしていると感じます。
◆永長選手が後半入り今日の3得点を全アシストでした。彼の特徴は?
彼の特徴は、左利きで、あそこのカットインだったらトラ(永長選手)は絶対抜いてクロス上げてくるって選手全員信じています。結局、練習からの積み重ねなんで、練習からしっかりやって来たことが試合でちゃんと出たということかなと思います。
◆自身はJ初ゴール、いかがですか?
非常に嬉しいです。自分のゴールで同点になって、その後逆転できたので、同点で終わったら嫌だったんですが。ホーム最終戦でしたし、おっくん(奥田選手)が引退するという中で、絶対試合に勝っていい引退をしてもらおうと選手全員で話していたし思っていたので、逆転できてほっとしました。
◆今日は割と攻め上がる時間帯が多かったと思いますが。全体的にいかがでしたか?
勝ちたいという気持ちで前に行きました。YSさんは前回よりアグレッシブでしたね。うちは前半球際行けてなかったですし、修正するところが多々ありましたが、修正をして、次の今治までにしっかり修正します。
◆次は右の2人がいなくなりますけれどもいかがですか?
誰が出ても結果が残せるチームなので、怖くないですし、逆に出る選手が非常にモチベーション高く出てくれると思うので、監督を信頼してそこはみんな戦えると思います。
◆チームとしてどんなところが後半戦は修正できましたか?
なかなか前半勝てない中で、アグレッシブに戦うところだったり、最後のところの攻め切るところだったり、守りは身体を張ったり、そういったところを夏の綾キャンプでちゃんと向き合って修正できたと思います。キャンプ以降、前の選手はシュートの数が少ない中でしっかりと点を取ったり決め切ったりと結果を残した。しっかりと小さいことを積み重ねてやってきた。結果、勝てるようになったのかなと。
◆夏まで負けが続いていましたが、落ち込んだりとか、気持ちの面はいかがでしたか?
もちろん落ち込むこともありましたけど、落ち込んでいたらシーズンは終わっちゃいますから。次に向けて1週間良い準備をしてもなかなか勝てなかったこともあったけど、惜しいところは多かったので、そこは後半戦は精度も上がり勝ちを積み重ねることできたと思います。来シーズン、そこからまた続けていければと思います。