【試合総評】

テゲバジャーロ宮崎ファミリーの皆様、こんにちは。

明治安田J3リーグ第32節、ホーム・いちご宮崎新富サッカー場で行われた栃木シティとの上位対決は、1-1の引き分けとなりました。本当に惜しかったです。

秋晴れの中で迎えた一戦。昇格を懸けた緊迫感と、スタンドを埋めた2,500人を超えるサポーターの熱気が相まり、宮崎は立ち上がりから粘り強い守備と速攻でリズムを掴みます。前半は互いに譲らず、スコアレスで折り返しました。

試合が動いたのは後半9分。左サイド下川選手のクロスに橋本選手が反応し、力強いヘディングでネットを揺らして先制。
スタジアム全体が大歓声に包まれました。
しかしその後は、栃木シティの個の力と攻撃の圧力に押される時間帯もあり、後半31分に同点弾を許します。

終盤には井上選手や吉澤選手、坂井選手ら交代メンバーが躍動し、最後まで勝ち越しを狙いましたが、あと一歩届かず。 1-1のまま試合終了となりました。

シュート数は宮崎10本、栃木シティ7本。守備陣では眞鍋選手、黒木選手を中心に粘り強く対応していたことが光ります。
勝ち点3には届かなかったものの、昇格を懸けた終盤戦において、チームとしての一体感と戦う姿勢を皆様にお示しできた試合となりました。

いちごに駆けつけてくださった皆様、そしてLemino、DAZN、SNSを通じて応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
皆様の声援が選手たちの背中を強く押し、最後まで攻め続ける原動力となりました。

次節は10月26日（日）、アウェイでのガイナーレ鳥取戦。
昇格への望みをつなぐためにも、チーム一丸で勝利を掴みにいきます。
次々節はホーム・いちごでの奈良クラブとの対戦です。ぜひいちごにお越しください！

引き続き、熱いご声援をよろしくお願いいたします。

試合詳細（テゲバジャーロ宮崎 vs 栃木シティ）

チーム	前半	後半	合計
テゲバジャーロ宮崎	0	1	1
栃木シティ	0	1	1

テゲバジャーロ宮崎 1 - 1 栃木シティ

▶ 試合詳細（Jリーグオフィシャルサイト）

【得点者】

54分 FW 11 橋本啓吾

【先発】

GK 32 イ・チュンウォン
DF 24 松本雄真
DF 28 眞鍋旭輝
DF 33 黒木謙吾
DF 39 下川陽太
MF 8 力安祥伍
MF 20 阿野真拓
MF 47 奥村晃司
MF 50 安田虎士朗
FW 11 橋本啓吾
FW 58 武颯

【サブ】

GK 31 岡本享也
DF 4 櫻井風我
DF 35 江川慶城
DF 45 田中誠太郎
MF 10 井上怜
MF 34 河合駿樹
MF 41 坂井駿也
MF 18 吉澤柊
FW 42 松本ケンチザンガ

【交代】

72分 DF 39 下川陽太 → DF 45 田中誠太郎
79分 FW 11 橋本啓吾 → FW 18 吉澤柊
79分 MF 20 阿野真拓 → MF 41 坂井駿也
89分 FW 58 武颯 → FW 42 松本ケンチザンガ
89分 MF 47 奥村晃司 → MF 10 井上怜

試合写真

試合動画ハイライト

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大熊裕司監督試合後コメント

（2025明治安田Ｊ３リーグ第32節 vs 栃木シティ／いちご宮崎新富サッカー場）

晴天の中、多くのサポーターの皆さんが駆けつけてくださり、本当に感謝しています。
その中で勝ち点3を取ることができず、非常に残念で、悔しい気持ちです。

試合に関しては、相手の特徴をしっかり理解して対応できていたと思います。
相手の狙いを多くの時間で出させず、狙いどおりの形から先制点を奪うことができました。
ただ、その後少し下がり過ぎてしまい、一瞬の隙を突かれて同点にされてしまったのは反省点です。
あの場面は全体として反応が遅れてしまい、クオリティの差を見せつけられた場面だったと思います。

それでも最後まで諦めずに走り、ゴールを目指してくれた選手たちには感謝しています。
内容自体は悪くありませんでしたが、我々の目標は「勝ち点3」。
その意味では、あと一歩のところで届かなかったという印象です。
次節に向けてこの試合をしっかりと整理し、再び勝ち点を積み上げていけるように準備していきます。

―― 栃木シティの強力な攻撃陣への対応について

相手の前線3枚は非常に特徴的で、ロングボールを起点にしてくるチームでした。
そこに対してはうまく対応できたと思いますし、サイドの攻防でもしっかり押さえ込むことができました。
ただ、ボールの出どころをもう少し制限できれば、より安定した守備ができたと思います。
失点場面は全体的に緩みがあり、少し集中を欠いてしまいました。

―― 終盤まで勝ち越しを狙いにいった姿勢について

選手たちが最後まで諦めず、攻め続けてくれたことは非常に評価しています。
ただし、結果として得点を取り切れなかったことが今の課題です。
まだ試合は残っていますし、勝利を積み上げていくことで上位争いにも残れる。
ここからもう一度、気持ちを切り替えて戦いたいと思います。

―― 失点シーンの分析について

ボールの出どころを抑えきれず、相手に自由を与えてしまったのが原因です。
特に都倉選手のようなポストワークに特徴のある選手には、もっとプレッシャーをかけておくべきでした。
センターバックの対応含めて、次への修正点です。

―― サイドの攻防について

この試合は、サイドでの攻防が鍵になると事前に共有していました。
両サイドとも非常に良い対応をしてくれましたし、橋本選手の先制点も、まさにその崩しから生まれた形でした。
準備してきた狙いが表現できたと思います。

―― 試合前の共有事項について

相手の両サイドは非常にテクニカルで、個の力がある選手が揃っていました。
そのため、まずはそこを出させないこと、そして逆にこちらがサイドを攻略して主導権を握ることを意識して臨みました。
選手たちはよく理解し、実行してくれたと思います。

―― 後半に向けての指示について

前半で相手をよく抑えられていた分、後半はさらに勇気を持って前へ出ていくように伝えました。
その意識が橋本選手の先制点にもつながったと思います。チーム全体としても、非常に良い入りができた後半でした。

―― 昇格争いの中での位置づけについて

相手が上位チームだったことは事実ですが、特別な意識を持たず、常にチャレンジャーとして臨みました。
昇格を目指す中で、勝ち点3が取れなかったのは悔しいですが、残り試合でまだ十分に巻き返すチャンスがあります。
この引き分けを前向きに捉え、次に生かしていきたいです。

橋本啓吾選手試合後コメント

（2025明治安田Ｊ３リーグ第32節 vs 栃木シティ／いちご宮崎新富サッカー場）

―― 後半の先制ゴールは大きな一撃でした。あのシーンを振り返って、どんなイメージで合わせたか教えてください。

下川選手からは質の高いボールが上がってくるので、相手との立ち位置の駆け引きで勝ち切って、フリーでシュートを打ちたいというイメージを持っていました。
ボールと自分の動きがしっかり合って、良い形で決めることができたと思います。

―― 今日も前線で相手を押し込み、チームを牽引していました。ご自身の中で意識していたことは？

相手の背後を取る動きがまだ足りなかったので、もっと前半から仕掛けて相手ゴールに迫りたかったです。
ポジションの感覚が少し広がってしまう場面もあったので、そこをチームとしてもう少しコンパクトにできれば、攻撃にも守備にも厚みが出ると思います。
今後はそのあたりをしっかり合わせていきたいです。

―― 武選手や奥村選手とのコンビネーションも良かったように見えました。攻撃の手応えはいかがですか？

ここ数試合は距離感がすごく良くて、相手が潰しに来ても3人でトライアングルを作ってパスで回避できる場面が増えています。
自分も含めてお互いに目を合わせながら良い形を作れているので、これを継続していきたいと思います。

―― 最後に、2,500人を超えるサポーターが駆けつけました。ファン・サポーターへメッセージをお願いします。

勝てなかったのは本当に悔しいですが、毎試合熱い応援をしてくださることに感謝しています。
その声援に応えられるように、次の試合も全力で戦って勝利を届けたいと思います。
いつも本当にありがとうございます！

眞鍋旭輝選手試合後コメント

（2025明治安田Ｊ３リーグ第32節 vs 栃木シティ／いちご宮崎新富サッカー場）

―― センターバックとして相手の強力な前線に冷静に対応していました。今日の試合を振り返っていかがですか？

そうですね。勝たなければいけない試合を落としてしまったという責任を感じています。
終盤まで集中を切らさず、粘り強く戦いましたが、結果につなげられず悔しいです。

―― 守備面で今節、特に意識していたポイントを教えてください。

相手のスリートップが攻め残りをしてくるチームだったので、リスク管理の部分を意識しました。
入りから全員で声をかけ合いながら、ラインのバランスを保って守ることを心がけました。

―― ディフェンスラインの連携も安定していました。ラインコントロールやビルドアップの面で意識していたことは？

スリートップがあまりプレスに来ないところがあったので、ラインコントロールでは彼らを置き去りにする意識を持ってプレーしました。
ビルドアップに関しては、スカウティング通りの守備の形だったので、そのスリートップの2枚をどう剥がすかというところを意識していました。
うまくいった部分もあれば課題も残ったので、次の試合に向けてしっかり修正していきたいと思います。

―― 最後に、2,500人を超えるサポーターが駆けつけてくれました。ファン・サポーターへのメッセージをお願いします。

残り7試合、僕たちは勝ち続けるしかないと思っています。
サポーターの皆さんと選手全員で、一緒に勝利をつかみに行きましょう。
今節も熱い応援、本当にありがとうございました。

井上怜選手試合後コメント

（2025明治安田Ｊ３リーグ第32節 vs 栃木シティ／いちご宮崎新富サッカー場）

―― 終盤に投入され、攻撃のリズムを変える存在感がありました。ピッチに入る際に意識していたことを教えてください。

そうですね。ゴールとアシスト、この2つを意識してプレーしました。

―― 短い時間の中でも果敢に仕掛けていました。プレーの中で特に狙っていたことは？

ゴールやアシストにつながるプレーを常に考えながらやっていました。
チャンスを作ること、そして自分が得点に絡むことを意識していました。

―― チーム全体として勝ち切るために、あと一歩足りなかった部分はどこにあると感じますか？

1-0でしっかり勝ち切ることが理想でしたが、栃木シティが後半に得点を重ねるチームだと分かっていた中で失点してしまったこと、
そしてそこからもう1点を奪い返すだけのパワーが足りなかったところが課題だと思います。

―― スタンドから大きな声援が送られました。ファン・サポーターへのメッセージをお願いします。

多くの方が来場してくださったおかげで、選手全員が本当に楽しくプレーできました。
これからもっと多くの方にスタジアムにいらしていただけるように、チームとして結果を出し、前進していきたいと思います。
本日も応援ありがとうございました。

【試合総評】

試合詳細（テゲバジャーロ宮崎 vs 栃木シティ）

試合写真

試合動画ハイライト

大熊 裕司 監督 試合後コメント

橋本 啓吾 選手 試合後コメント

眞鍋 旭輝 選手 試合後コメント

井上 怜 選手 試合後コメント

大熊裕司監督試合後コメント

橋本啓吾選手試合後コメント

眞鍋旭輝選手試合後コメント

井上怜選手試合後コメント

試合結果 明治安田J3リーグ 第32節【 テゲバジャーロ宮崎 vs. 栃木シティ】

試合結果明治安田J3リーグ第32節【テゲバジャーロ宮崎 vs. 栃木シティ】