【試合総評】

テゲバジャーロ宮崎ファミリーの皆様、こんにちは。

明治安田J3リーグ第30節、アウェイ・香川県立丸亀競技場で行われたカマタマーレ讃岐戦は、橋本選手のハットトリックなどで 5-1、大きな勝利を収めました。

秋空とはいえ30℃を超える暑さの中で、遠路多くのサポーターが駆けつけてくださった一戦。宮崎は序盤からテンポ良くボールを動かし、前線の橋本選手と武選手を中心にリズムを作ります。

前半24分、武選手の背後へのボールに抜け出した橋本選手が相手DFに競り勝ち、右足でGK頭上へのループで先制点を奪取。さらに前半終了間際、奥村選手のCKから眞鍋選手の強烈なヘディング。相手GKのこぼれ球を黒木選手がヘディングで押し込み、 2-0とリードを広げて前半を折り返しました。

後半も勢いは止まらず、19分に再び橋本選手が決めて3点目。途中出場の井上選手が縦横無尽に機能し、CKから吉澤選手が頭で合わせて4点目を奪うと、終盤には橋本選手がこの日3点目となるゴールを決め、ハットトリックを達成しました。

相手にPKで1点を返される場面もありましたが、最後まで集中を切らさず、攻守において終始主導権を握る内容で快勝。チーム全体での戦術理解と連動、最後までゴールを貪欲に目指す攻撃的なサッカーが光る、シーズン最終盤に向けて価値ある勝利となりました。

この試合のシュート数は宮崎14本、讃岐11本。守備陣も要所で粘りを見せ、GKイ・チュンウォン選手の安定したセービングも光りました。

現地まで駆けつけてくださった皆様、そしてLemino・DAZN・SNSを通じて声援を送ってくださった皆様、 HUB観戦の皆様、本当にありがとうございました。

次節は10月12日（日）、アウェイでの松本山雅戦。昇格争いが激化する中、チーム一丸で次節も勝利を目指します。
なお、松本山雅戦の開催に関して、スタジアムが変更となる可能性があり、 10月8日（水）午後に松本山雅公式サイトにてアナウンスされる予定ですのでお気を付けください。

翌週、10月19日（日）はホーム・いちごでの栃木シティとの対戦となります。昇格を争う一戦、チケットはお早めにお買い求めを！

これからもファミリーの皆様の熱いご声援をいただきたく、よろしくお願いいたします。

試合詳細（カマタマーレ讃岐 vs テゲバジャーロ宮崎）

カマタマーレ讃岐	0	前半後半	2	テゲバジャーロ宮崎
	1		3
カマタマーレ讃岐 1 - 5 テゲバジャーロ宮崎

▶ 試合詳細（Jリーグオフィシャルサイト）

【得点者】

24分 FW 11 橋本啓吾
49分 DF 33 黒木謙吾
64分 FW 11 橋本啓吾
83分 FW 18 吉澤柊
90+1分 FW 11 橋本啓吾

【先発】

GK 32 イ・チュンウォン
DF 24 松本雄真
DF 28 眞鍋旭輝
DF 33 黒木謙吾
DF 39 下川陽太
MF 8 力安祥伍
MF 20 阿野真拓
MF 47 奥村晃司
MF 50 安田虎士朗
FW 11 橋本啓吾
FW 58 武颯

【サブ】

GK 31 岡本享也
DF 4 櫻井風我
DF 35 江川慶城
DF 45 田中誠太郎
MF 6 大熊健太
MF 10 井上怜
MF 41 坂井駿也
MF 18 吉澤柊
FW 42 松本ケンチザンガ

【交代】

76分 MF 47 奥村晃司 → MF 10 井上怜
76分 FW 58 武颯 → FW 18 吉澤柊
86分 MF 20 阿野真拓 → MF 41 坂井駿也
86分 DF 33 黒木謙吾 → DF 35 江川慶城
90+2分 MF 50 安田虎士朗 → MF 6 大熊健太

試合動画ハイライト

＞＞ご視聴はこちら＜＜

大熊裕司監督試合後コメント

―― 試合の総括をお願いします。

アウェイの香川、遠いところまで応援に駆けつけてくださったサポーターの皆様、本当にありがとうございました。皆さんの後押しのおかげで勝点3を取ることができ、とても嬉しく思っています。

今日は久しぶりのデイゲームで、気温やコンディションも含めて難しさはありましたが、選手たち全員がチームのために献身的に戦ってくれました。
スタートの11人だけでなく、途中出場の選手も含めて全員が役割を果たし、攻守の切り替えや球際でも最後まで集中して戦ってくれたと思います。

ボールを動かす時間と、相手を揺さぶる意識という点で多少の反省点はありますが、主導権を握りながら試合を進めることができました。
誰一人欠けることなく、やるべきことを全員で徹底してくれたことに感謝しています。

―― 次節、松本山雅FC戦に向けての意気込みをお願いします。

どんな相手であっても、自分たちの矢印をしっかりと自分たちに向けて、やるべきことを徹底することが大事だと選手たちにも伝えています。
もちろん相手の特徴は分析した上で、我々のベースをぶらさずに、日々のトレーニングで積み上げたものを出せるよう準備していきたいと思います。

―― 今日の相手・カマタマーレ讃岐の試合前後の印象、宮崎の対応を教えてください。

監督交代後は非常にコンパクトな4-4-2で、攻守の切り替えも早く、隙を見せると一気にやられる印象を持って試合に臨みました。
実際に立ち上がりは少し押し込まれる時間もあり、ヒヤッとする場面もありましたが、そこを粘り強くしのいで、先に得点できたことが大きかったと思います。

その後はうまく相手を揺さぶりながら、狙い通りの攻撃が表現できたと思います。
全体的に我々としては非常に良く対応できました。選手たちがしっかり対応してくれたことを嬉しく思っています。

橋本啓吾選手試合後インタビュー

―― 本日3得点を挙げました。それぞれのゴールを振り返ってください。

1点目は、武選手から背後へのボールでした。前半の入りから「相手の背後を狙う」というのをチーム全体で意識していたので、その狙いがうまくハマりました。
相手の一瞬の油断を突いて抜け出せたので、最後は冷静にゴールへ流し込むことができました。

2点目は、奥村選手がボールを奪って自分にパスを選択してくれたシーン。自分はあとは決めるだけでした。
3点目は、セットプレーのこぼれ球から吉澤選手がクロスを上げてくれて、それに反応して振り抜くだけでした。どのゴールも相手の隙をしっかりつけた得点だったと思います。

―― 前線での連携が非常にスムーズでした。武選手や阿野選手、奥村選手との関係性について教えてください。

前線の4人で、距離感を意識してプレーすることを練習から徹底しています。
その連携が試合の中でもどんどん形になってきていて、斜めの動きやボールの受け方など、ゴール前での呼吸が合ってきていると感じます。

―― シーズン終盤でもコンディションの良さが際立っています。日々意識していることは？

得点への意識は練習からチーム全員が持っていて、それが複数得点につながっていると思います。
また、前線の守備からチーム全体の連動性も高まってきていて、相手にプレッシャーをかけられるようになっています。そうした部分も結果に結びついていると感じています。

―― 遠く丸亀まで駆けつけたサポーターへ、今日の勝利をどんな言葉で届けたいですか？

本当にいつも声援が力になっていますし、その後押しがあるからこそ最後まで戦い抜けています。
今日もアウェイの地から勝利を届けることができて本当に嬉しいです。次の松本のあとはホーム戦です。いちごに皆さん来てください。引き続き、熱い応援をよろしくお願いします。

吉澤柊選手試合後インタビュー

―― 途中出場からわずか数分でゴールを決めました。あの場面を振り返ってください。

ここ数試合、井上選手から良いボールが来ていたので、すごくフィーリングが合っている感覚がありました。
練習通りの軌道でボールが来たので、あとは触るだけでした。本当に良いボールをもらいました。

―― 井上選手のキックに合わせた形は、練習通りの狙いでしたか？

はい。チームとして狙っていた形ですし、普段からあの合わせ方は意識してやっていたので、自然と体が反応しました。

―― 短い出場時間の中で意識していること、特に守備や切り替えの部分で心がけていることは？

今日はリードしていた展開だったので、しっかり自陣に戻って守備を固めることと、もう1点取って試合を決めること。
その2つを意識してピッチに入りました。

―― アウェイにも多くのサポーターが駆けつけていました。どんな思いを感じましたか？

遠く丸亀まで本当に多くの方が来てくださって、すごく力になりました。
あの声援があったからこそ集中を切らさずにプレーできたと思います。いつも応援ありがとうございます。
この勢いでアウェイの勝利を続け、宮崎に帰ります！

黒木謙吾選手試合後インタビュー

―― 前半終了間際、セットプレーから貴重な追加点を決めました。あのゴールシーンを振り返ってください。

相手のマークがしっかりついていたので、僕も橋本選手も少しタイミングをずらしながら入っていきました。
チームとしてセットプレーに強い選手が多いので、まずは彼らに合わせる意識を持っていましたが、こぼれ球が自分のところに来たので、練習通りにしっかり押し込むことができました。
チーム全体としても良い形で追加点を取れたと思います。

―― 守備面でも安定した対応を見せていました。チーム全体で意識していた守備のポイントは？

立ち上がりは前から積極的にボールを奪いにいっていましたが、途中から相手が中盤のライン間に落ちてボールを受け始めたので、少しラインを下げてコンパクトに守る形に切り替えました。
そこからは全員でしっかりブロックを作って落ち着いた守備ができたと思います。試合中に守備の仕方を修正できたことは大きな収穫でした。

―― クリーンシート目前でしたが、PKでの失点となりました。守備陣としての手応えと課題をどう捉えていますか。

PKでの失点は正直もったいなかったですが、崩されて取られたわけではないので、そこは前向きに捉えています。
90分を通して危ない場面はほとんどなかったので、この守備の安定感を継続して、次はしっかり無失点で終えたいと思います。

―― 昇格を目指す戦いが続きます。サポーターへメッセージをお願いします。

残り8試合、もう全勝して昇格するしかないと思っています。
チーム全員で最後まで戦い抜き、ホームをいっぱいにしたいです。これからも熱い応援をよろしくお願いします。

【試合総評】

試合詳細（カマタマーレ讃岐 vs テゲバジャーロ宮崎）

試合動画ハイライト

大熊 裕司 監督 試合後コメント

橋本 啓吾 選手 試合後インタビュー

吉澤 柊 選手 試合後インタビュー

黒木 謙吾 選手 試合後インタビュー

大熊裕司監督試合後コメント

橋本啓吾選手試合後インタビュー

吉澤柊選手試合後インタビュー

黒木謙吾選手試合後インタビュー

試合結果 明治安田J3リーグ 第30節【 カマタマーレ讃岐 vs. テゲバジャーロ宮崎】

試合結果明治安田J3リーグ第30節【カマタマーレ讃岐 vs. テゲバジャーロ宮崎】