【3/16（日）明治安田J3リーグ第5節】

テゲバジャーロ宮崎ファミリーの皆様、こんばんは。

今節は第2節に引き続き栃木県での栃木シティとのアウェイ戦、Jリーグ初対戦です。会場のCITY FOOTBALL STATIONには多くのサポーターの皆様にお越しいただき、まことにありがとうございました。Lemino、DAZN、SNS等で応援いただいた皆様もありがとうございました！

非常に寒く、小雨が降るコンディションの中、選手たちは奮闘しチャンスも多く訪れましたが、結果は 2-3の敗戦。今シーズン通算 2勝1分2敗となりました。前半は相手の高いプレッシャーを受け、守備陣が苦しい展開を強いられました。20分に先制を許し、その後31分・42分にも追加点を奪われ、0-3で前半を折り返す展開となりました。しかし、後半は見違えるようなパフォーマンスを見せ、反撃に出ました。62分に松本ケンチザンガ選手を投入すると、前線での起点が増え、77分にオウンゴールで1点を返す。さらに、90+3分には松本ケンチザンガ選手がゴールを決め、あと一歩のところまで追い詰めましたが、試合はそのまま終了しました。前半の3失点が重くのしかかった試合ではありましたが、後半のプレーや選手交代後の流れは、今後につながるポジティブな要素となるでしょう。3月20日（木・祝）はホームでルヴァンカップ1回戦（対名古屋グランパス）、3月23日（日）はアウェイで沼津戦。課題を修正し、勝ち点3を積み上げられるよう準備を進めます。

引き続き応援をよろしくお願いいたします。

試合詳細「栃木C vsテゲバジャーロ宮崎」

前半 0-3
後半 2-0
—————
2-3

【得点者】
77分オウンゴール
90分+3分 FW42 松本ケンチザンガ

【先発】
GK 55 青木心
DF 24 松本雄真
DF 33 黒木謙吾
DF 35 江川慶城
DF 6 下川陽太
MF 50 安田虎士朗
MF 8 力安祥伍
MF 20 阿野真拓
MF 47 奥村晃司
MF 10 井上怜
FW 11 橋本啓吾

【サブ】
GK 32 イ・チュンウォン
DF 25 横窪皇太
DF 45 田中誠太郎
MF 6 大熊健太
MF 13 中野桂太
MF 34 河合駿樹
MF 40 安藤陸登
FW 18 吉澤柊
FW 42 松本ケンチザンガ

【交代】
62分 MF 47 奥村晃司 → FW 42 松本ケンチザンガ
71分 MF 20 阿野真拓 → MF 13 中野桂太
71分 MF 10 井上怜 → MF 40 安藤陸登
89分 DF 6 下川陽太 → MF 6 大熊健太
89分 MF 50 安田虎士朗 → FW 18 吉澤柊

＞＞試合詳細（Jリーグオフィシャルサイト）

試合ハイライト動画

大熊監督インタビュー

◆試合の総括

天候の悪い中で栃木市まで応援に駆けつけていただいたサポーターの皆様、本当にありがとうございました。
前半の3失点を最後まで引きずってしまった試合でした。立ち上がりは悪くなかったのですが、不用意な場面からカウンターを受け、1点目の失点が流れを悪くしました。その後は課題が多く出た試合だったと思います。我々のビルドアップが相手に引っ掛かる場面が多く、そこを改善しなければなりません。また、環境面についても考えなければならないと感じました。天候が悪かったりピッチコンディションが良くない中で、自分たちの良さを発揮できなかったことは、大きな課題です。どんな状況でも、自分たちがやりたいサッカーを表現できるようにしなければなりません。メンタル面も含めて、もう一度立て直したいと考えています。サポーターの皆様の大きな後押しがあり、後半に2点を返せました。ここは収穫でした。この経験を活かして、次の試合で勝てるようにトレーニングを重ねたいと思います。

◆試合の前半、相手のプレッシングに苦しんだ点について

栃木シティさんの前線からのプレッシングは非常に激しく、前半はうまく対応できませんでした。立ち上がりの時間帯はしっかりとプレーできていたのですが、それを90分間継続できなかったことが問題でした。途中でやめてしまうと、チームとしての勢いが後退してしまいます。今回の試合を教訓にし、90分間通してプレッシャーをかけ続け、ビルドアップの精度を高めることが重要だと改めて感じています。

◆後半、2点を返せた要因について

後半に入ってから、選手たちが『このままで終われない』『このままでは帰れない』という強い気持ちを持って戦ってくれました。監督として、自分が特別に何かをしたというよりも、ロッカーで選手たち自身が強い意志を持っていました。その結果が、2点を奪う形につながったのだと思います。

◆次の試合に向けて

試合の中で出た課題を整理し、トレーニングで修正をしていきます。特に前半の入り方や、厳しい環境でも自分たちのサッカーを貫くことができるかどうかがポイントになると思います。次のリーグ戦はアウェイの沼津戦。しっかりと勝ち点3を獲得できるよう準備していきたいと思います。

青木選手インタビュー

◆前半に3失点しましたが、どのような部分が難しかったですか？

前半に3点を取られてしまいましたが、特に守備が変わったというよりは、守備の距離感や準備の部分で少し足りないところがあったと感じています。

◆守備の修正点はどこにあったと感じていますか？

特に大きく戦術が変わったわけではありませんが、相手の攻撃に対して適切な距離感を取れなかったり、守備の準備が十分でなかったことが課題でした

◆試合を通じて、相手の攻撃に対する対応についてどのような手応えがありましたか？

正直、手応えはあまりなかったです。前半に押し込まれる時間が長く、難しい展開になってしまいました。

◆チーム全体の守備の課題として、次戦に向けて修正すべきポイントは？

カウンターの対応はどのチームでも難しいですが、そこに対する準備や守備の距離感がまだ足りていないと感じました。そこをもっと詰めて、次戦では改善していかなければいけないと思います。

松本ケンチザンガ選手インタビュー

◆ゴールの場面を振り返って、どのような狙いがありましたか？

橋くん（橋本選手）も僕も前線でターゲットになれるので、ボールが入ればチャンスは生まれると思っていました。橋くんが積極的にシュートまで持ち込んでくれたので、こぼれ球にしっかり反応し、冷静に押し込むことができました。

◆後半の攻撃の連携について、どのように感じていましたか？

チームの狙いとして、橋くんと僕の2トップになった際に前線で起点を作り、ロングボールやクロスを活かしてチャンスを作る形はしっかり出せていたと思います。実際に決定機もいくつか作れましたし、あとは最後のフィニッシュの精度をさらに高めていきたいです。

◆チームとして追いつくために必要だった部分は何だったと思いますか？

後半は相手の背後を狙う形やクロスからの攻撃が増えて、押し込む時間帯も作れました。ただ、決定力の部分であと一歩足りなかったので、ゴール前での落ち着きやシュートの精度をもっと磨く必要があったと感じています。

◆次の試合に向けて、どのような準備をしていきたいですか？

日々の練習から試合を想定して、細かい部分の質を突き詰めていきたいです。特にゴール前の場面では、一つひとつのプレーの精度を上げ、決定力を高めることを意識して取り組んでいきたいと思います。今日は多くのサポーターの皆さんが来てくださって力になりました。次は皆さんの応援に勝利で応えたいです。

橋本選手インタビュー

◆オウンゴールにつながる場面について、どのような状況でしたか？

キーパーが触るか触らないかのギリギリのボールに突っ込んでいって、うまいこと相手キーパーが弾いてくれたので、こぼれ球に反応してゴールに押し込む形だったんですけど、最後は相手センターバックがクリアミスをしてゴールに入ったので、良かったなと思います。

◆後半、チームとして守備の修正を試みていましたが、どのように感じましたか？

前から行くしかなかったので、全体でコンパクトに守備をして、後ろはしっかりついてくる形でうまく守備ができていたと思います。相手陣内でボールを奪える回数も増えましたし、そこから攻撃につなげることができたので、それを前半からできるようにしないといけないなと思いました。

◆試合終盤、チームとしてゴールを狙う姿勢が見えましたが、あと一歩足りなかった要因は？

得点の2つ以外にも決定機があったので、そこは開幕戦からずっと言って来ているんですけど、あと一歩をどう決めるのかという部分を練習でもっと突き詰めないといけないかなと思います。

◆次の試合に向けての意気込みをお願いします。

今日は寒い中、遠い栃木まで応援に来ていただき、すごく力になりました。ありがとうございました。次のルヴァンはホームです。同じカテゴリーではない相手と戦う試合になりますが、相手を圧倒する勢いで、全員で気持ちを持って戦いたいと思います。

試合結果 明治安田J3リーグ 第5節【栃木C vs.宮崎】

試合結果　明治安田J3リーグ第5節【栃木C vs.宮崎】