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ラストむむむっ

2017年01月28日

「よし、これでラスト!!」
 

 

 

ふぅー、終わったー。

 

  

これで引っ越しの荷物全部詰め終わったな。

 

  

宮崎に来て2年。

 

 

色んな事があったなぁ。

 

 

でもまだ何か忘れてる気がするんだよな。

 

 

 

詰め込み忘れてる何かが、あるような気がするんだよなぁ。

 

 

  

大切なラストの何か。

 

 

忘れてるラストの何か、、、

 

 

ラストシュート、、、
 

 

違う。

 

 

ラストパス、、、
   

 

違う。

 

 

ラストサムライ。

 

  

違う、、、。
 

 

 

、、、ん?

 

 

ラスト、、、サムライ?

 

 
 

 
  
サムライ、、、さむらい、、、さむらい、、

 

 

  

むむむっ!!

 

  

そーなんです。
 

 

ジュニアブログなんです!

 

   

男は最後も黙ってむむむっなんです!!

 

 

 

というわけでみなさん、、、

 

  

本当に久しぶりのジュニアブログスタートいたします( ̄Д ̄)ノ
 
 

 

えー先日ヤマコーチがゲリラブログなるものをアップしていましたが、

 

あれはガチでゲリラブログでしたね( ̄Д ̄)ノ

 

 

見つけてアゴ外れました(´Д` )笑

 
 

この『ジュニアブログ』が始まり早二年。
 

長い事むむむっにお付き合いいただき本当にありがとうございました( ̄^ ̄)ゞ

 

 
先月ホームページで発表されましたが、この1月をもってテゲバジャーロ宮崎を退団する事となり、それに伴いジュニアチームのスタッフも退任する事となりました。
 

 

 

少しでもテゲバジャーロ宮崎のジュニアチームの事を、みなさんに発信できればと思い始めたこのブログですが、読んでくださるみなさんのおかげでここまで続ける事ができました(^^)

 

本当にありがとうございます!!

 

 

 

またテゲバジャーロ宮崎を退団すると共に、小学5年生から続けてきたサッカー、その現役を引退する決意をしました。

 

 今までぼくのサッカー人生を応援し、支え続けてくれた全てのみなさま、本当にありがとうございました!!


テゲバのジュニアの指導に関わらせていただき始めてから早2年。

 

このブログを書く度に子ども達からサッカーの難しさ、そして楽しさを教えてもらいました( ̄Д ̄)ノ

 


  

それと同時に、

 

『自分が小学生の時は何を考えてサッカーしてたっけ?』

 

という過去の自分と、テゲバのジュニアを重ね合わせて考える事がよくありました( ̄Д ̄)ノ

 

 

ぼくがサッカーを始めたのは小学校5年生の時。
 

 

 

というわけで今回は!!


   

 【小学5年生のコバヤシ  ユウタへの手紙】

  

 

  

を載せたいと思います( ̄Д ̄)ノ

 
要するに、ぼくがサッカーを始めた頃の自分に送る手紙ですね!
 

 

今のテゲバのジュニアの子ども達と、同年代の自分に送る手紙( ̄Д ̄)ノ

 

未来の自分への手紙はよく聞きますが、今回は過去の自分への手紙。

 

 

斬新です( ̄Д ̄)ノ 

 

  

それではどうぞ!!

 
 

                《小学5年生のユウタくんへ》

『初めまして、33歳のアナタです。

 

キミは今サッカーが楽しくて楽しくて仕方ないでしょう。

 

休み時間も、お昼休みも、学校が終わってからもグラウンドに行って友達とサッカーをしてますね。
 

  

そして小学校の友達に誘われて、地元の「筑摩イレブン」に入団し、キミのサッカー人生が始まります( ̄Д ̄)ノ

 

 

キミの最初に参加した練習は練習試合。

  

【左サイドバック】で途中出場したキミは、ボールをもらうとそこから5人を抜き去りゴールを決めます。

 

 

それが始まりです。



『しかしそれは同時に、

 

 

お父さん、お母さん、

そして兄ちゃん、おばあちゃん。
 

 

家族の大切な時間を削りながら成り立つキミのサッカー人生の始まりです( ̄Д ̄)ノ 
   

 

 

休日の練習、そして試合への送迎。

 

 

家族のみんなのおかげで大好きなサッカーができている事を忘れないでください。
 

 

そしてその優しさの中で、一生懸命サッカーをしてください(^^)

『そして中学に上がったキミはただ楽しかったサッカーから、先輩と後輩から成り立つ「上下関係」という新しい環境の中でのサッカーが始まります( ̄Д ̄)ノ

 

 

『外周と球拾いの毎日の中、ナマイキだったキミは時には先輩からイジメられ、思うようにサッカーを楽しめなくなる時もあると思います(´Д` )

 

『しかし!!

2年生の時、途中出場した大会の試合中のワンプレーでそれまでの環境がガラリと変わります。

  

先輩達の引退のかかった試合での逆転ゴール。

 

たった一つのプレーで先輩達からの信頼を掴み取り、どんなたくさんの言葉よりもサッカーの持つ【たった一つのプレー】のパワーを知る事になります( ̄Д ̄)ノ


 

『元ブラジル代表キャプテン「ドゥンガ」の言葉のように、

 

【チャンスは一度しか来ない。だからおれは常に準備している】

 

 

  

こんなカッチョいい言葉が言えるように、外周と球拾い、そして練習にしっかり取り組んでください( ̄Д ̄)ノ
 

 

 

ちなみに、

 

『まだまだ出会うのは先の事ですが、キミが後にチームメイトになる渡邊マサシ君はその時すでにこの体格です。

 

これでもキミの一つ年下の中学生ですが、すでに体格も顔もできあがってます(´Д` )
会うのは10年以上先ですが、心の準備だけはしておきましょう!

『そして高校に上がったキミは「全国大会」を目標にサッカーに打ち込みます。

 

中学サッカーと高校サッカーのレベルの違いに戸惑いながらも、「絶対レギュラーを取ってやる!」という想いを内に秘め、充実した高校サッカーがスタートします(^^) 

 

 

『雪が積もって使えないグラウンド。

 

永遠とも思える監督のダッシュの笛(´Д` )

 

 
 

 

そんなツライ練習も、同じ目標を持った仲間達がいるおかげで乗り越えられる事ができます( ̄Д ̄)ノ

 

ちなみに、、、



『後に、同じジュニアチームのコーチになる渡邊マサシ君はこの時、横浜の桐光学園で怪物と呼ばれています(´Д` )

顔はすでに30歳ですが、この時ヒザはすでに70歳くらいです。

 

頭にだけは入れておきましょう。 


『そして迎えた全国を賭けた長野県大会決勝。

 

【練習はサボらずやった。負けても後悔はない。】
 

その想いで臨んだ最後の大会。

 

キミが負けて思ったのは、

 

 

  

「おれ、もっと練習できたんじゃね?」

 

という後悔の想いでした(´Д` )


『ただ何も考えず、監督から与えられた練習をやり抜く!

 

これは努力ではありません( ̄Д ̄)ノ

 
 

自分で自分のサッカーをしっかりと考え、足りないところや、伸ばしたいところを自分で見つけてその練習に取り組む。

 
その大切さに気づくのがこの時です(´Д` )

 

  


『小学5年生のキミがこの事にもう少し早く気づいていたら仲間と全国に行けてたかもしれないし、どっちみち行けなかったかもしれない。

 

それはわからないけど、なるべく早く「自分で考えて練習をする」という大切な事に気づいてください( ̄Д ̄)ノ

 

そしてここでキミは、【プロのサッカー選手になる】という明確な夢に出会う事になり、大学へ進学します。


 

『1人奈良に旅立ち天理大学に入学したキミは、クセの強い関西人の仲間達に喋り方をイジられながらもすぐ打ち解け、4年間プロになるための練習に打ち込む事になります( ̄Д ̄)ノ


『恋愛より【コーンドリブル】。

 

合コンより【一対一】。

 

レポート提出より【ラダートレーニング】。

 

 

青春謳歌の学生生活にはならないと思いますが、自分の可能性を信じてひたすらサッカーの練習をしてください。

 

そしてこの4年間のおかげで、これから先サッカー選手として生き残るための自分の武器が手に入ります( ̄Д ̄)ノ

 



『 そして手に入れたその武器を引っさげ、大学卒業一年目に選んだチームは【ザスパ草津チャレンジャーズ】というチームです。

 

このJ2のザスパ草津の二軍にあたるチームで、絶対プロ契約を勝ち取るんだ!!

  

明るい未来予想図を自分の中で描き、希望に満ち溢れた気持ちでチャレンジャーズの本拠地である【草津温泉】にキミは向かうでしょう(^^)

 

 

 ユウタくん、、気をつけてください。

 

 

 

  

そこは地獄です(´Д` )


『走って、走って、走って。

 
そしてひたすら走る毎日がやってきます。

 
プロを目指すギラギラした仲間達の中で、負けられない戦いの毎日( ̄Д ̄)ノ


『このまま目が覚めなければいいのに。

 

そう思いながら夜眠る事が何度もあると思います(´Д` )

 

 

この先、これほど精神と肉体が追い込まれる一年はやってきません。

 

  

ただ毎日タダで温泉に入れるので、お肌だけはツルツルになっていきます( ̄Д ̄)ノ

 

 

そして寮の隣の部屋には、


 

『角刈りで、胸筋がリスのホッペみたいな色黒の男がいるはずです。

 

 彼とはこれからも長い縁になるので、とりあえずまだ角刈りはイジらないでおきましょう( ̄Д ̄)ノ


『しかしこの一年ほど内容の濃い、そして自分が成長できた一年はこの先やってきません。

 

この一年があったからこそ、この先どんなにツライ練習や厳しい状況に追い込まれても、【あの時に比べれば全然マシだ!!】

 

と思えるメンタルとフィジカルがここで身につきます( ̄Д ̄)ノ


『そして草津でプロ契約を掴む事はできませんが、ここで味わう苦しみや喜びはこれからのキミの人生で必ず必要なものとなります。 

 

自分を信じて、しっかり1年間闘ってください( ̄Д ̄)ノ


『そしてそこからもキミのサッカーの旅はまだまだ続きます。

 

 

神戸。

 

香川。

 

鹿児島。

 
それぞれの場所でそれぞれの出会いがあり、たくさんの喜びとたくさんの苦しみが詰まった最高のサッカーの旅が続きます!

 

 

 

そしてキミは宮崎のあるチームに辿り着きます。


『そのチームは赤いユニホームを着ていて、名前は【テゲバジャーロ宮崎】という少し呼びづらい名前のチームです。

 

キミはそこでそのチームのジュニアチームの指導をしながら、Jリーグを目指す事になります。

 


『そのチームの子ども達の笑顔はいつもキラキラしていて、いつも自分に純粋にサッカーを楽しむ事を思い出させてくれます。

 


『今のキミがサッカーが楽しくて楽しくて仕方ないように、このチームの子ども達にも【サッカーは楽しい】と感じられる指導がしたいと思い、毎日の指導に取り組む事になります。
 

 

そして、


『子ども達の見本になるプレーをする。
 

いつも応援に駆けつけてくれる子ども達の存在が、いつの間にか自分がサッカーを頑張れる1番の源になります。


 

 

『そして指導する立場でありながら、子どもたちからたくさんの事を教わり、たくさんの元気をもらいます。

 

 



 『幼稚園。

 


 

『保育園。

 

 

 

『話を聞かない低学年。

 

 

 

 

『忘れ物の多い高学年。 

 



 

『じゃがりこ王子。

 



『常にキミの周りにはキラキラした子ども達がいて、その子ども達に応援されながら本気でサッカーできる幸せを宮崎で見つける事になります。 

 

 

『時に怒る事もありますが、宮崎にはそんな最高に可愛い子どもたちとの熱いサッカーが待っています。

 

  

これからサッカーを続けていく上で苦しい事、つらい事が待っていると思いますが、それを乗り越えて最高の笑顔が待っている宮崎まで辿り着いてください(^^)

   

 


 

 

 
『そしてキミのサッカー選手としての旅はここでひとまず終わります。

 

 みんなとの別れは寂しいてますが、グッと堪えて、また前を向いて歩き出しましょう。
 

ここからはまた33歳になったぼくが、情熱を燃やせる道を見つけて、いつかキミに誇れるように選んだ道をしっかりと進んで行きたいと思っています(^^)
    

 

 

それでは11歳のユウタ君。

 
 

自分で考え、自分ができる事を毎日積み重ねていってください。

そしてサッカーの旅を楽しんでください!!

 
 

では、また会う日まで。

 
バイバイ(^^)

 

 

33歳のアナタより

 

 

 

 

 

P.S

 左足は練習しておくよーに』

 

 

  

えー2年間むむむっブログにお付き合いいただき本当にありがとうございました(^^)

 

特に子ども達とぼくらスタッフを支え続けてくださった保護者の皆さま、またテゲバジャーロ宮崎のトップチーム、ジュニアユース、ジュニアチームを応援してくださった全ての皆さま本当にありがとうございました!!
 


この顔の黒い3人を代表して最後にお礼申し上げます( ̄^ ̄)笑

 
 

 

それでは最後は、恒例のジュニアスマイルで締めます!!

 

  



走ってきた、 

じゃがりこ王子がぁー、、、 ( ̄Д ̄)ノ

 

 

転んだ!!笑

 


   

  

 

 

  

それではまたいつか(^^)

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