試合結果

明治安田生命J3リーグ 第30節【vs 藤枝MYFC】

2022年10月24日

【明治安田生命J3リーグ 第30節】

「テゲバジャーロ宮崎 vs 藤枝MYFC」1-1で引き分けとなりました。



スタジアムにお越しいただいた皆様、ユニスタでのパブリックビューイングにご参加いただいた皆様、DAZNで応援いただいた皆様、SNS等で応援いただいた皆様ありがとうございました。

次週はホーム2連戦。ユニリーバスタジアム新富(宮崎県)にて
10/27(木)は愛媛FC戦
10/30(日)はいわきFC戦となります。

また、翌週11/6(日)はアウェイ・岐阜メモリアルセンター長良川競技場(岐阜県)でFC岐阜戦となります!

最後までひとつひとつの試合を大切に戦ってまいります。引き続き熱い応援よろしくお願いいたします。

試合詳細「テゲバジャーロ宮崎 vs 藤枝MYFC」


前半 0-1
後半 1-0
—————
1-1

【得点者】
50分 11 橋本 啓吾

【メンバー】
GK 1 石井 健太
DF 37 奥田 裕貴
DF 16 奥田 雄大
DF 3 代 健司
DF 48 新保 海鈴
MF 7 千布 一輝
MF 18 下澤 悠太
MF 10 徳永 裕大
MF 6 大熊 健太
FW 11 橋本 啓吾
FW 13 北村 知也

サブ
GK 21 清水 羅偉
DF 26 藤武 剛
DF 5 綿引 康
MF 15 内薗 大貴
MF 20 西田 恵
FW 19 薗田 卓馬
FW 25 髙橋 一輝

【交代】

69分 13北村→19薗田
69分 18下澤→15内薗
80分 11橋本→25髙橋
90分+2 6大熊→5綿引

>>試合詳細(Jリーグオフィシャルサイト)

試合ハイライト動画


髙﨑監督インタビュー

◆試合を振り返って
まず、僕らの仲間の工藤壮人選手が息を引き取りました。
そんな中スタジアムの声援が本当にありがたかったですし、色々助けていただきありがとうございました。

また、自分達の事ばかりで申し訳なかったのですが、台風15号で被災された方・ご家族の方心よりお見舞い申し上げます。
大変な中素晴らしい環境を作っていただきありがとうございました。このように試合が出来る事はありがたい事で、かけがえのない時間でした。
一日も早い復興をチーム・スタッフ全員でお祈りしております。

試合は拮抗した良いゲームが出来た事はサポーターの皆様にとって良かったのかと思います。
前半押し込まれながらも、後半は盛り返しもう少しで勝利というところまでいきましたが、まだまだ力不足とあいつに言われているようで「もっと頑張れ」と言ってくれているんだと思います。
修正して次節へ向けて頑張りたいと思います。

◆訃報にふれた選手達の様子について
流石に平常心でいられる状態ではありませんでした。
僕は亡くなった数時間後の移動中に連絡を受けました。
選手にはホテルで伝えましたが、落ち着く事はありませんでした。
それぞれで思いを抱えながら一日過ごしてから今日に至りました。

◆どのような言葉をかけてピッチに送り出したか
もちろん、壮人の事もありましたが、静岡では台風15号で被災された方がいます。
僕らだけが悲しいわけじゃないと伝えました。
その上で、壮人が宮崎で僕らに伝えてきた、見せてきた、残してきたものを表現して、より一層良いものに変えて彼に届けよう。
残されたご家族が笑顔になれるようにしていこうという言葉で送りだしました。
もう一つ言えば、走り切れ、戦いきれと、出来ない仲間がいる中で自分たちはやる事ができるのだから倒れるまでやろうと伝えました。

実際間違いなくやってくれていると思いましたし、勝利には結びつきませんでしたがそこはあいつも許してくれるかなと思います。

◆工藤選手について
(リリース後)これだけたくさんの方々が激励しお見舞いの言葉を多くかけていただきましたし、ギリギリまで戦って頑張ってくれたと思います。
誰からも愛されていましたし誰からも思われているのは、これだけ多くの人を取り込んでいるのが彼の人間性のすべてだと思います。
それぐらい自分のことを差し置いて、仲間のことを考えてくれる・チームがより良くなる事を考えていたナイスガイな選手です。

◆今後の戦いについて。
先程、ミーティングで、前を向いて戦えることを感謝しようと選手達に伝えました。

明日があるんですよ、僕らは。
次のゲームがあるんですよ。壮人にはないけれど、僕らにはあるんだから“もっとやれよ”とあいつから言われているような気がしました。

もう一度前を向いて勝ち切るまで練習して試合していこうと伝えました。
選手達と共に1分1秒無駄にしないように練習していきたいと思います。

代選手インタビュー

◆どんな思いでピッチに立ったか?
昨日訃報を聞いて、本当に整理がつかなかったし、今日の朝起きても、なにか乗らなかったということもありましたけど、でもそれは壮人が望んでいることではないですし、彼がこの1年で僕たちに残してくれたことをしっかり体現しようと思いました。
彼は常にチームの心配をしてくれていて、クラブのことを思って行動してくれていた男だったので、大丈夫だよと安心して送り出せるように良いサッカーをしようという気持ちでこの試合に臨みました。

---今日の試合をどう報告しますか?
失点しているので、いい報告ができるとは思わないですが、その中でも危ないシーンはあったと思いますが、気持ちを前面に出して体を張って止めたシーンもあったと思います。
戦うという部分は伝えることができたと思います。

◆今後の戦いについて。
残り試合は少ないですし、今季は現状満足のいく結果ではないですけど、僕たちらしいサッカーをしていって、天国に旅立った仲間へ、僕たちらしさ、残してくれたもの(最後まであきらめない心・どんな時も前を向いてポジティブにやること・チームのために汗をかくこと)を精一杯引き継いでやっていかないといけないと思っています。

橋本選手インタビュー

◆どんな思いでピッチに立ったか?
何がなんでも勝利を届けるという思いでのぞみました。

前節・前々節と戦う姿勢を見せる事は出来ているので、今節も必ず見せたいところではありました。
勝ちに繋げる事はできませんでしたが、今後も全力で戦いたいと思います。

---訃報を聞いた時の気持ちは?
自分たちにはピッチで戦うことしかないので、しっかりと勝ちを届けられるように準備しようとだけ考えました。

◆工藤選手について
気さくで接しやすいとても偉大な先輩でした。
ゴールを量産してきた方なので、盗めるものは盗んでやってきました。
ポジショニングの部分でどこにいればゴールできるのかというのは聞いていました。
少しずつですが、形になってきているかなと思います。

◆ゴール後に工藤選手のユニフォームを掲げていたが
同点ゴールでしたが、ゴールを見てほしいという気持ちと、次の一点を取りに行くという思いでした。

◆自身のプレーについて
得点を取ることはできましたが、まだまだ足りない部分も多いので宮崎に戻ってトレーニングしたいです。

◆今後の戦いについて
上位との戦いが続きますが、全勝できるようにしっかりと戦いたいです。


石井選手インタビュー

◆どんな思いでピッチに立ったか?
自分自身は、とにかく勝利して良い報告をしたかったので、壮人の件はありましたが、とにかく準備してきた事を試合で出そうという事を考えてました。

◆自身のプレーについて
立ち上がりにもピンチを防ぎいい流れではありましたが、失点してしまいました。
失点については悔いが残りますが、仲間たちが得点を取ってくれるだろうと信じて1点で抑えきったのが今日の出来だったかと思います。

◆工藤選手について
チームでは一番日本代表経験もあり経験豊富で、若い選手にはこれから経験していく中でいろいろなすべを多く伝えてくれる存在でした。
今年チームに入ってきてチームの事を一番に考えて頑張ってくれていたので、非常に残念な気持ちです。

◆今後の戦いについて。
今日もそうですが、壮人は迎えられなかったわけですから、僕らは明日がある・残り5試合を戦える事を喜びに感じて、一試合一試合大切に戦っていきたいと思います。

試合フォト






▼ピッチ内アップ








▼選手入場






試合前に工藤選手へ黙禱が捧げられました。







▼試合開始
下澤選手
代選手
大熊選手
奥田選手
新保選手
代選手
徳永選手
橋本選手

▼前半先制を許すも、後半5分、徳永選手がドリブルで中央突破し、駆け上がってきた奥田裕貴選手にパス。迷わずクロスを上げると、そのクロスに橋本選手が頭で合わせ同点ゴール!
工藤選手に捧げる、魂のこもったゴールでした!
ゴールシーン





徳永・大熊選手
北村選手
奥田選手
石井選手
薗田選手
内薗選手
高橋選手
綿引選手

▼試合終了






▼藤枝MYFCの選手・スタッフ、サポーターの皆様、素晴らしいリスペクトをありがとうございました。
また、台風15号の影響でスタジアムも被災し大変な中、試合を円滑に運営していただきありがとうございました。





ページ先頭へ

スポンサー・サポーター募集

Copyright© TEGEVAJARO MIYAZAKI All rights Reserved.